RISE UP
スタイル誕生

美容師の卵たちによるイベントチームとして設立

山野美容芸術短期大学で出会った仲間たちは卒業後、各々に美容室やネイルサロンやエステサロンなどに就職した。いろんな美容室でばらばらに修業をしていたが、学生時代のように自由にクリエーションを表現できる場所がなかなか見つからずにいた。相馬を含む５人のメンバーが集まり、自分たちでイベントチームを結成し、若手美容師たちの表現の場を作った。

卒業生の仲間に声をかけ、チーム名を「style.」と決め、動き出した。

朝から夜までサロンで働き、夜中に集合し、朝まで話し合い、出勤し、また夜に集合という日々を送った。各々のサロンで落ち込むことがあっても、仲間と過ごす時間が不安や悩みを解消してくれ、つらいのは、自分一人ではないと感じることができた。 新人時代、息詰まることなく笑顔でサロンに立つ事ができたのは、このチームで過ごす時間があったから。不思議と、眠さや辛さはなく、仲間に会うことでお互いにエネルギーをもらっていた。

HIATUS
活動休止・各々の道へ

自由なアシスタント時代から、スタイリスト時代に突入。

各メンバーのサロン内でのキャリアアップや結婚等により、アシスタント時代より集合が困難になる。各自のサロン内で、中心人物となり本業での活躍のシーンが増えていく。休日に本業で撮影やヘアーショーの仕事が増えていき、技術や知識はついてきたが、集まれる時間が減っていった。

そんな忙しい中でも、メンバーの結婚の際は「style.」による映像作成や、イベントのようにたのしいパーティーが企画された。

イベント自体の開催は難しくなってしまいさみしい気持ちも大きかったが、各方面で仲間が活躍をし始めたことが本当にうれしかった。

またいつか集まれると信じ、各々の道に進んでいった。

FUTURE
未来

各々の立場で自分ができる最高の仕事を

私たちは、技術と美容師としての生き方を教えてくれた恩師たちへの感謝の気持ちが強く、新人時代の基礎技術が今を支えていると感じている。技術の習得までのプロセスや、練習の大切さを、今後美容師を目指す仲間たちに伝えていきたいと思っている。

また、新人、アシスタント、スタイリスト、マネージャー等々いろいろな役割があるが、キャリアや立場に関係なく一人一人がお店のために自然に意見を発することのできる状態を理想としている。

各々が各々の立場で考え行動し、自分のできる最高の仕事をするために、なれ合うのではなく美容のプロとしてお互い尊敬し高め合える関係性を築ける職場でありたい。スタッフが生き生き仕事することが、お客様の居心地の良さを作ると考えている。TEAM STYLE.独自の新しいサロンの形をこれから作り上げていきたい。